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[翻訳版オンラインコース] "困難な時代にコンパッションを生きる" ー再生と繋がりのスキルを育むー



2020年5月にNVC認定トレーナー ロバート・ゴンザレスの日本語通訳付きのオンラインコースを実施し90人の方にご参加いただきました。ロバートはその後もオンラインコースの拡充を図り、英語でのプログラムを提供しています。(7月から全6回のオンラインコース"Living Compassion in Challenging Times"、10月からは"The Spirituality of Nonviolent Communication")これらのコースではアメリカ、ヨーロッパ各国はもちろん、インドや中国、アジア各国から150人以上が集い学び合っています。

言語でのコミュニケーションを超え、いのちのエネルギーとしてのNVCをシェアするロバート・ゴンザレスの深い叡智にあふれる世界観が、言葉の壁ゆえに届かないことを残念に感じ、"Living Compassion in Challenging Times"のオンラインプログラムの翻訳を有志で行いました。

この日本語翻訳版は、Robert Gonzalesと彼の団体Center for Living Compassionと連携し、Cetnter for Living Compassionを代行して日本語でご案内・参加を受け付けます。 1年前には想像すらできなかった2020年が終わりに近づいています。新しい年を迎えるこの時期、外側の出来事が気づかせてくれる自分の内側にある自分自身の"いのちの祈り"に、ロバートの言葉とともに繋がってみませんか? 源泉にあるあなた自身の命の美しさに繋がる時間へお誘いします。



困難な時代にコンパッションを生きる

〜再生と繋がりのスキルを育む〜

お誘い

自分自身の存在と幸福感の中に絶えずリラックスし、その状態を育んでいくことへのお誘いとしてこのワークを紹介します。トラウマを癒し私たちの全体性を回復するためには、セルフ・コンパッションが必要不可欠です。セルフコンパッションとは、反応的リアクションや分離感の解毒剤であり、私たちのプレゼンス ー今ここにあることー を体現させるものです。

激しさと混沌の今の時代を生きる私たちーー

自分自身の存在”プレゼンス”を発展させることで、私たちは世界が最も必要としているものになることができます。「いのち」は、いつだって私たちがフルに、有意義に生きるための課題を示しています。今この世界で起きている出来事は、「これまで以上にその課題に取り組むように」。そう私たちへ呼びかけているかのようです。

私が長年、スピリチュアリティと人間のコミュニケーションについて探究するなかから生まれたのが"リビング・コンパッション"です。このワークを深化し、継続すること目的でこのプログラムご案内します。プログラムの中では、セルフ・コンパッションを理解するための新しい概念もシェアします。

激動と混沌から、変容と可能性への旅をする中で、私たちは、コンパッションという永続的な強さと、非暴力の生きるエネルギーを共に見出すでしょう。

                                      ーロバート・ゴンザレス


プログラム紹介

英語で2020年7月〜9月に実施済みの1回2時間・全6回のセッションと、それに関する配布資料、エクササイズを日本語に翻訳してシェアします。


録画されたセッションの構成:

  1. ロバートのトーク(ガイドプロセス・リーディングを含む)

  2. 参加者からのQ&A

  3. デモセッション

  4. ブレイクアウトルームに分かれての2−3人でのプラクティス(30分程度)

  5. 全体でのシェア

  6. クロージング


シェアされたリソース:

  1. セッションの動画

  2. セッションの書き起こし

  3. 事前配布資料(読み物やエクササイズ)

  4. ペアプラクティスの手順のハンドアウト

  5. ロバートが紹介したリーディング


翻訳版でご提供するもの:

  1. セッションの一部字幕付き動画(字幕は、冒頭のロバートのトーク部分のみです)

  2. セッションの書き起こしの翻訳(全体)

  3. 事前配布資料の翻訳

  4. ペア・プラクティスの手順のハンドアウトの翻訳

  5. ロバートが紹介したリーディングの翻訳

  6. ロバート用語集 ☆補足☆ ロバートは、"Let the energy find words" 「エネルギーが言葉を見つける」と語ります。ロバートが使う言葉(英語)はまさに彼自身のエネルギーが見つけた言葉であり、英語ネイティブからみても独特の言い回しが多いそうです。それを明確な日本語に翻訳することには難しさがあるため、1つのワードに対して複数の日本語訳を併記した用語集を作りました。参加者ご自身が自分でしっくりくる日本語の言葉を感じて、"言葉の奥にある質感やエネルギー"を捉えていただく手助けになればと思います。


翻訳について:

  • 翻訳は、このプログラムに参加した日英を理解する6人の有志で行いました。ネイティブスピーカー、プロの翻訳者、ロバートのLife Program経験者も含め、ロバートの言葉を純粋に届けることを意図し、なるべく言葉を変えずに、かつ日本語として伝わりやすいようにと相談しながら進めました。 Special Thanks to Junko Hattori, Sachie Tsuzuki, Shoko Miyagi, Maki Nakamura, Mami Oi and Taeko Sagisaka 

お知らせ:

  • 動画を含むリソースの公開は、13週間に限定されます(2020年12月1日〜2021年3月1日)。

  • セッション動画には英語プログラム参加者の私的なシェアが含まれるため、ダウンロード不可です。なお、動画以外はダウンロード可能です。

※ 2020年5月に実施した日本語通訳付きオンラインプログラムとの違いについては、こちらの記事をご覧ください。


プラクティス&レビューの場のご案内


ロバートは「このプログラムの重要な点はプラクティスだ」とセッションの中で何度も語っています。

実際のオンラインプログラムでは、セッション中のブレイクアウトルームでのプラクティスに加え、別の日にアシスタントによるプラクティスのみのセッションも行われていました。


そこで、今回のプログラム公開期間に合わせて、日本語でのプラクティスの場を開催します。その中では、動画と書き起こしだけで学ぶことの難しさもあると考え、セッションのレビューも行います。

レビューは、各自が事前にセッション動画・書き起こしをご覧いただいた上で、そのセッションで理解したこと/理解が難しかったこと、自分の体験と結びつけて感じたこと/気づいたことなどを、全体・小グループでシェアや対話する予定です(レクチャーではありません)。英語と日本語の感覚の違いなども含めて、その場でみんなで学びを深めていけたらと思っています。その上で、ペアに分かれてひとり20分以上、じっくり時間をとってプラクティスを行いたいと思います。


日程:

2週間に1度、日曜日の夜21時〜23時

12月6日、20日、1月10日、24日、2月7日、21日(全6回)


構成:

・サイレンス・リーディング・ガイドプロセス 10分

・レビュー 30分

・ペア・プラクティス 60分(エクササイズの説明含む)

・チェックアウト 20分

*このプラクティスとは別に、参加者のコンタクトリストを作成するので(掲載希望者のみ)、その中で連絡をとって個別にプラクティスしていただくことも可能です。

*ファシリテーションは、Shoko Miyagi と Taeko Sagisakaが行います。

参加費用

¥25,000〜¥50,000

ロバートのプログラム参加費①と翻訳費②を合わせた金額として、上記の幅の中でご自身にフィットする金額をスライディングスケールでお選びください。


☆費用について知っていただきたいこと☆

①英語オンラインプログラム参加費:50ドルから400ドルの間でのスライディングスケール。ロバートにとって持続可能だとリクエストしている金額は200ドル(約21000円)でした。

②翻訳費:6人の翻訳チームのメンバーは、英語でのアクセスが難しい方にも学びの機会を広げたいとの想いから有志で行っており、仕事や報酬のために行ったものではありません。一方で、各セッション2時間の書き起こし翻訳に加え、毎セッション資料としてのドキュメントが多数あり、ひとりあたり1セッションに数日以上の時間と努力をかけています。翻訳チームには、翻訳を受け取る方に私たちが時間と想いを捧げていることを知っていただきたい、価値を尊重していただきたいという願いがあります。そこで、おひとり18,000円の翻訳費をリクエストします。 それぞれの方がご自身の状況に応じて、ご自身とロバート、翻訳チームを大切にする金額を選んでいただけたらと思います。

*お支払いにご相談がある方はお申し込みフォーム内、もしくはメールにて匂坂までご連絡ください。livingcompassion.organizer@gmail.com


お申し込み方法

  1. こちらのフォームより、お申し込みください。 (このサイトの右上のボタンからは申し込みできませんのでご注意ください)

  2. 3日以内にお申し込み受付メールをお送りし、お振込先をご案内します。

  3. お振込確認後、11月30日までに翻訳したリソースへのリンクをお知らせします。

*お振込はお申し込み後1週間以内にお願いいたします。

*お支払いは銀行振込となります(手数料はご負担をお願いします)。


☆英語版オンラインコースに直接お申し込み済みの方へ☆

すでに英語版オンラインコースの申し込みは終了していますが、終了前に申し込みを完了された方で、翻訳版を購入されたい方は、その旨、上記お申し込みフォーム内にチェックをお願いします。翻訳費用は18,000円をリクエストさせていただきます。


☆日本語オンラインコースの事後ラーニング・コミュニティに参加された方へ☆

ラーニング・コミュニティのご返金4,000円をこちらのお支払いに充当が可能です。ご希望の方は、上記フォームでお知らせください。



 

ロバート・ゴンザレス [Center for Living Compassion 設立者・CNVC認定トレーナー]

ロバート・ゴンザレスは、1985年にマーシャル・ローゼンバーグに出会い、翌年からNVCのトレーニングを提供し続けています。心理学の博士号を持ち、臨床心理士としてのトレーニングが基礎にあります。コミュニティカレッジや高校、教会、ソーシャルワーカー、精神科医、調停者、ティーンエイジャーから公的グループに対してNVCのトレーニングを行ってきました。CNVCの前代表理事であり、認定トレーナーとして多くのNVC国際集中合宿のトレーナーを務めています。現在はオレゴン州ポートランドで設立した非営利団体Center for Living Compassionのディレクターとして自身のワークを世界中でシェアしています。


 

Shoko Miyagi

NVC (非暴力コミュニケーション)を頭だけで理解していた頃、地元(アメリカ・ウィスコンシン州)の仲間達と2012年と2019年にロバートを迎え、4日間のワークショップに参加する。「半ば機械的にニーズを識別する」から、「いのちや伝わってくるエネルギーの美しさ、愛おしいくらい大切なものを体感し、気づいていく」ロバートのワークを実践する。ロバートのクラスでは、自分の奥にある大切なもの、かけがえのないものにふれる度に涙が止まらなくなるという不思議な体験もしている。将来の夢は、ロバートの壮大な世界を、わかりやすいカリキュラムや教材をデザインして伝えてみること。


Taeko Sagiaka

2017年にロバートに出会い、彼が主宰するプログラムの多くに参加。彼が主宰する2年プログラムでは、毎回、自分自身に地殻変動が起きるような大きな変容を体験中。「これが私だ」思い込んでいたものの多くが、過去の傷から来たプロテクションによるレイヤーであり、その層が涙とともに一つずつ剥がれ落ちていくことで、より広がった自分がただ愛の海に漂っていることを体感しています。私にとってロバートのワークは、NVCを超え、"Live Fully, Love Deeply"に生きる指針です。この体験、感覚を他の方とも分かち合いたくて、ロバートのワークを日本に紹介する活動をボランタリーで行っています。


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